統計庁は20年時点の韓国の総世帯数を2073万1000世帯と推定した。世帯数は39年に2387万世帯でピークに達し、50年には2284万9000世帯とやや減少する見通しだ。
ソウル市の世帯数は20年時点で395万3000世帯。29年に412万6000世帯でピークとなり、50年に379万9000世帯(20年比3.9%減)に減る。
一方、京畿道は20年に503万4000世帯で、44年の670万2000世帯をピークに減少に転じ、50年には658万2000世帯(20年比30.7%増)となる。
釜山市と大邱市も衰退が見込まれる。20年から50年にかけての世帯増減率は釜山市が10.6%減、大邱市は9.4%減と予想される。これに対し、中部の行政都市の世宗市は121.6%増と急成長する見通しだ。
全般的な人口減少に伴い、平均世帯員数も次第に減少する。20年に平均2.37人だった世帯員数は38年に1.99人と2人を下回り、50年には1.91人となる見通し。
高齢化が進み、世帯主の中位年齢も20年の52.6歳から50年には64.9歳に上がると見込まれる。
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