大統領室が移転した国防部庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
大統領室が移転した国防部庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部が、大統領室が入っている旧国防部庁舎(ソウル市竜山区)周辺に顔認識機能が搭載されている防犯カメラの設置を推進していることが20日、分かった。

 最大野党「共に民主党」の金炳周(キム・ビョンジュ)国会議員によると、国防部は2020年から庁舎の警備施設の補強事業を行ってきた。当初は不審者が侵入した際に感知が可能なセンサーや一般的な防犯カメラを設置することにし、業者との契約も行った。

 だが、今年5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足に合わせ、大統領室が国防部庁舎に移転したことを受け、警備強化を目的に顔認識と追跡機能がある高性能の防犯カメラを設置することに計画を変更した。

 国防部は保安上の理由として防犯カメラの設置台数や設置場所は明らかにしなかった。


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