海洋水産部は4日、韓国海洋研究院とEZインダス、観光海洋水産開発院、トータルソフトバンクと3年間の共同研究の末、コンテナを20段以上に積み上げ自動的に船舶から野積場へ、野積場から船舶へと入出庫する多段積みシステム技術の開発に成功したことを明らかにした。5日に釜山港の神仙台ターミナルで技術開発の成果報告会を開くという。技術開発には2004年から国庫38億ウォンなど総額51億ウォンが投入され、現在は国際特許を出願中だ。これまでコンテナの積み上げは5段が限界だった。
海洋水産部は、多段積みシステムが各港湾で実用化されれば港湾用地の活用率を2倍に上げることができ、運用コストを約6%削減できると説明する。一度に大量の貨物を動かせ、トランシップ(積み換え)貨物の誘致や貨物の無料保管期間の延長など、直接的・間接的な効果があるとした。すでにロシアやインドネシアなどが技術導入に関心を示しているという。同部は港湾施設だけでなく、内陸運送基地にも活用できるものと期待している。
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