韓国の新規コロナ感染者2万9503人　死者は急増

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万9503人増え、累計2519万4177人になったと発表した。

　新規感染者数は前日（3万3248人）に比べ3745人、1週間前の12日（3万519人）に比べ1016人、2週間前の5日（3万4726人）に比べ5223人、それぞれ少ない。

　新規感染者のうち海外からの入国者は72人で、前日より15人少ない。市中感染者は2万9431人。重症者数は前日から4人減の243人だった。

　新たな死者は43人で前日の6人から急増した。死者数が40人を上回ったのは7日以来となる。死者の累計は2万8899人。致死率は0．11%。

　前日は3か月ぶりに新規感染者数が前週比で約2倍増加した。ただ、ここ2週間、火曜日と水曜日発表の感染者数は韓国の建国記念日にあたる「開天節」（10月3日）と「ハングルの日」（10月9日）の連休の影響を受けたため、今後の流行状況を予測するのは難しい。

　政府の中央災難（災害）安全対策本部の鄭ギ碩（チョン・ギソク）新型コロナウイルス特別対応団長兼国家感染症危機対応諮問委員長は前日の会見で、感染者減少の動きが停滞していると説明。12月初めに新型コロナが再流行する可能性があると予想した。