全障連、地下鉄デモを再開…ソウル地下鉄2・9号線が「混雑」(画像提供:wowkorea)
全障連、地下鉄デモを再開…ソウル地下鉄2・9号線が「混雑」(画像提供:wowkorea)
全国障害者差別撤廃連帯(全障連)が出勤時間帯の地下鉄乗車デモを2日ぶりに再開した。ソウル地下鉄2・9号線で出勤する市民への影響が予想される。

全障連は19日午前8時ごろ2号線キョデ(教大)駅に集結し、40回目となる出勤時間帯の地下鉄乗車デモを開始した。参加者らは地下鉄2号線の教大駅を出発しタンサン(堂山)駅から9号線に乗り換え、国会議事堂駅を経て与党「国民の力」党舎まで移動する予定だ。17日の「世界貧困退治の日」にデモを実施して以来2日ぶりのこととなる。

デモ参加者らは2号線の教大駅から9号線の国会議事堂駅まですべての駅で乗降車する方法でデモを実施した。不便を訴える一部の市民の批判にもかかわらず全障連が地下鉄乗車デモを再開したのは、「障害者も市民として生活させてほしい」という要求に政界が応じないためだ。

全障連がきょう最終目的地として「国民の力」党舎を訪れるのもチュ・ホヨン(朱豪英)院内代表との面談を要請するためだ。全障連のイ・ヒョンスク共同代表はきょう、「朱院内代表が権利を保障すると約束するまで、われわれは地下鉄デモを止めることはできない」とし、「市民の皆さんに訴える。障害者も市民として生活させてください。数十年間差別され続けてきたことに国と政治が責任を取るようにしてください」と訴えた。

全障連は朱院内代表らとの面談を求めるため24日にも地下鉄乗車デモを展開する。全障連の関係者は、「朱代表らの面談要請が来れば地下鉄デモを止める予定」と明らかにした。
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