旧ソウル駅の車両通路、閉鎖から20年ぶりに芸術作品に変身(画像提供:wowkorea)
旧ソウル駅の車両通路、閉鎖から20年ぶりに芸術作品に変身(画像提供:wowkorea)
ソウル市は旧ソウル駅の駐車ランプを市民のための文化芸術空間としてリニューアルした「ドッキング・ソウル」(Docking Seoul)を19日から無料開放すると、18日明らかにした。

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「ドッキング・ソウル」は、旧ソウル駅舎の屋上駐車場とつながった車両通路(駐車ランプ)だった空間が2年間のリニューアル作業を終え、芸術家の想像力と科学が出会う公共美術プラットフォームとして市民らを出迎える。

「ドッキング・ソウル」という名称は、人と都市が出会う場であるソウル駅の特性に着眼した。2004年に閉鎖された駐車ランプが公共美術作品を通じ再び市民と会い、「新しい宇宙」につながるという意味が込められている。

「ドッキング・ソウル」の内部空間は、楕円形の中庭が中央に位置し、互いに交わることのない上向ランプ、下向ランプが巻き付いた独特な構造になっている。市民らは過去の車両通路の痕跡がそのまま残った長さ約200メートルの螺旋(らせん)形の空間を歩きながら作品を鑑賞することができる。

「ドッキング・ソウル」はマンリ(万里)洞とソウル路7017、旧ソウル駅舎をつなぐソウル駅一帯活性化事業として企画・推進された。

ソウル市行政2部のハン・ジェヒョン市長は、「巨大な造形物の設置ではなく、共感される都市芸術として市民らの日常を慰労するとともに、芸術により美しい感性都市ソウルをつくっていきたい」と話している。
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