韓国の新型コロナ新規感染者「3万3248人」…再流行の兆しか

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は再び3万人台と集計され、1万人台だった前週と比べ115%増加した。風邪、インフルエンザとともに新型コロナウイルスが再び流行の兆しを見せているとみられる。

18日午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は3万3248人と集計された。1週間前（11日）の1万5466人と比べ1万7782人（115%）増加した。

国内発生の感染者は3万3161人、海外流入の感染者は87人で、累積感染者は2516万人だ。

新型コロナウイルス特別対応団長兼国家感染病危機対応諮問委のチョン・ギソク委員長はきのう定例会見を通じ、「日平均2万人台で底固めとなり、少しずつ（新規感染者が）増加する流れになるだろう」と見通した。

過去2年間、冬が来るたびに新型コロナウイルスは風邪、インフルエンザウイルスとともに流行を繰り返してきた。さらに最近はドイツ、フランスなどの欧州で7次流行が展開されており、1～2か月後には国内で変異ウイルスの流行が予想されている。国内での7次流行の時期は12月初めと予測されている。

入院中の重症者は247人を記録した。死亡者は6人で、7月12日に1桁台を記録してから約3か月ぶりに再び1桁台に死亡者が減少したことになる。累積死亡者は2万8856人（致命率0.11%）だ。

全国の重症者専門病床の稼働率は16.9%（268床使用中）を記録した。首都圏の重症者専門病床の稼働率は15.6%（179床使用中）と集計された。在宅治療者は13万4251人だ。