全障連が地下鉄デモを再開…ソウル地下鉄5・9号線が「混雑」=韓国(画像提供:wowkorea)
全障連が地下鉄デモを再開…ソウル地下鉄5・9号線が「混雑」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の全国障害者差別撤廃連帯(全障連)が地下鉄乗車デモを19日ぶりに再開したことにより、ソウル地下鉄5・9号線は出勤時間帯に混乱が生じた。

全障連は17日午前7時30分ごろ5号線のクァンファムン(光化門)駅に集結し、39回目となる出勤時間帯の地下鉄乗降車デモを開始した。参加者らは5号線光化門駅からヨイド(汝矣島)駅に向かった後、9号線に乗り換え国会議事堂駅まで移動した。先月28日に地下鉄乗降車デモを実施してから19日ぶりのこととなる。

デモの参加者らは光化門駅から汝矣島駅まで5号線のすべての駅で乗降車する方法でデモを実施した。正常運行であれば光化門駅から汝矣島駅まで地下鉄で約13分かかる。しかしきょうは光化門駅からチュンジョンノ(忠正路)駅まで約30分かかった。きょうのデモには鉄格子に自らが入ったり棺を引くなどの関係者約50人(主催側の推算)が参加した。

「市民の皆さん、障害者も市民として生活させてください」と書かれたボードを首にかけてデモに参加したパク・ギョンソク全障連代表は、「ユン・ソギョル(尹錫悦)政府に持続的に障害者権利を予算として保障することを求めたが、予算は削減され、権利を無視された」とし、「(声を上げるため)再び出勤時間帯に地下鉄に乗ることになった。今後は国会で障害者権利の保障をお願いする」と話した。

きょうのデモにより地下鉄の運行が遅延し、出勤する市民らが不便を被った。一部の乗客は、「人が地下鉄に乗るというのに何をしているのか」、「税金も払っていないのに何をしているのか」と抗議した。ソウル交通公社も案内放送により「故意的な列車の運行妨害は鉄道法49条や刑法186条などにより業務妨害として処罰されることがある」とし、「市民に不便が生じないよう定時運行に積極的に協力してほしい」と伝えた。
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