握手を交わす朴氏(右)とジョリー氏(共同取材)=14日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす朴氏(右)とジョリー氏(共同取材)=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は14日、カナダのジョリー外相とソウルで会談し、朝鮮半島や世界の情勢、両国のインド太平洋地域での協力などについて意見交換した。 朴氏は北朝鮮が軍用機による飛行禁止区域への接近、短距離弾道ミサイル(SRBM)の発射、朝鮮半島の東西に設けた海上緩衝区域への砲兵射撃などを行うことで朝鮮半島や域内の緊張を高めていると言及した。 また韓国政府が約5年ぶりに独自の対北朝鮮制裁を発表したことについて説明し、北朝鮮が重大な挑発を行った場合、国際社会が団結して断固たる対応を取る必要があると強調した。 ジョリー氏は北朝鮮が制裁違反を行わないよう監視活動に積極的に参加するとし、制裁履行に向けたカナダの確固たる意思を改めて確認したほか、北朝鮮の完全な非核化を巡る韓国政府の努力を積極的に支持すると表明した。 両外相はまた、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)協力に関する覚書(MOU)の早期締結などに向けて協力していくことを申し合わせた。
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