14日、法曹界によるとソウル西部地裁は去る5日、侮辱・共用物損傷・公務執行妨害の疑いをもたれている消防公務員A被告(57)に罰金600万ウォン(約60万円)を言い渡した。
ことし5月20日午前2時35分ごろ、酒に酔った状態でタクシーに乗ったA被告はソウル・ウンピョン(恩平)区のある通りで「タクシー乗客が下車しない」という112通報を受けて出動した警察に暴言を吐いた疑いをもたれている。
A被告は現行犯で逮捕され、派出所に連れていた後も「タバコを買いに行く」と言い、暴れ続けた。警察がこれを制止しようとするとA被告は拳でコロナ防疫用アクリル板を割って騒ぎを起こしたことが分かった。
裁判所は「酒に酔ってこの事件の犯行に及んでおり罪質が軽くなく、同種犯行で宣告猶予、罰金刑処罰を受けた前歴がある」と指摘した。ただし「被告人が犯行を認めており、共用物損傷による被害回復がなされた」として量刑理由を説明した。
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