「未成年者11人被害」懲役15年の性犯罪者、再犯の危険高く出所日に個人情報公開へ=韓国(画像提供:wowkorea)
「未成年者11人被害」懲役15年の性犯罪者、再犯の危険高く出所日に個人情報公開へ=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で未成年者11人に性的暴行をして懲役15年を言い渡されて服役し、今月17日に出所するキム・グンシク受刑者の情報が、出所当日に公開される。

 女性家族部(部は日本の省に相当)は、17日にキム受刑者の名前と年齢、住所(住民登録住所地と実居住地)、性暴力の前科事実などの情報を「性犯罪者のお知らせe」のホームページとモバイルアプリに公開することを明らかにした。

 キム受刑者は2006年、性暴力犯罪の処罰および被害者保護などに関する法律上の強制性交等致傷罪などの容疑で起訴されて懲役15年を言い渡され、ソウル南部刑務所で服役した。

 女性家族部は、キム受刑者についての個人情報の登録と公開手続きに着手し、昨年7月に検察庁に公開命令を請求後、10月に裁判所で認容が決定した。

 性犯罪者の個人情報公開制度は、裁判所から公開命令を受けた性犯罪者の個人情報を「性犯罪者のお知らせe」のホームページなどを通じて公開する制度で、2010年1月から施工された。

 女性家族部は情報公開当日、ホームページやモバイルアプリのアクセス数が増えるのに備えて緊急対応班を準備することを明らかにした。

 キム受刑者は収監中に再犯の危険性に対する評価で「ハイリスク群」に分類された。一番高い等級である深化課程を300時間履修したが、相変わらず再犯の可能性が高いことが表れたのだ。

 警察は、キム・グンシクの出所以降、管理を担当する専門担当チームを構成し、住居地周辺に防犯カメラを増やして防犯警戒所を設置する予定だという。

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