尹大統領の支持率28%…前週に比べ小幅下落

ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の支持率が小幅下落したという世論調査結果が14日、発表された。最近、足かせとなっていた卑俗語論議が収まったが、好材料がない中、尹政府の初の国政監査で与野党の政争、北朝鮮の相次ぐ武力挑発が続いている複合的な影響を受けたものと分析される。

　韓国ギャラップは去る11日から13日まで全国満18歳以上1002人を対象に調査した結果、尹大統領の職務遂行評価で「よくやっている」と答えた割合は28%に留まった。前週に比べて1ポイント下落した。

　尹大統領の職務遂行を否定評価（不支持）した回答は63%を記録。前週と同率を記録したが、4週連続60%を上回っている。

　肯定・否定の差は35%ポイントとやや広がった。

　尹大統領の職務のうち肯定的な評価要因としては△国防/安保（11%）△外交（9%）△全般的によくやっている（8%）△頑張っている/最善を尽くしている（7%）などの順だった。

　一方、否定評価の要素としては△経験・資質不足/無能（15%）を最も多く挙げた。また、△外交（13%）△全般的によくやっていない（10%）、△経済・民生を気にしていない、発言不注意、独断的/一方的（以上6%）なども否定的要素に挙げられた。