オ・ヨンファン(呉永煥)院内報道官とチョン・ヨンギ(田溶冀)議員はこの日の午後、鄭非常対策委員長に対する懲戒要求書を国会議案課に提出した。当該要求書には共に民主党議員20人が名前を載せていた。
呉院内報道官は「(鄭非常対策委員長は)『朝鮮王朝は内部で腐り、それで滅びた』、『日本は朝鮮王朝と戦争したことがない』、『朝鮮は自分を守る力がなかった』などの浅薄な帝国主義日本植民史観と一致する妄言をしている。このような妄言は日本帝国主義当時、韓国の歴史を捏造(ねつぞう)した植民史観が盛り込まれた言語そのものだと判断し、(当該発言は)この帝国主義侵略の歴史を正当化する日本極右勢力の主張と一脈相通じる発言だ」と指摘した。
自身の発言について‘親日史観’物議が大きくなったことに対し、鄭非常対策委員長が「勉強をちょっとしろ」と反論したことと関連して呉院内代表は「反省自体をしていないという反証だ」と直撃した。
一方、キム・ジェナム(金霽南)韓国原子力安全財団理事長に対し、7日に「むしろ舌をかんで死ぬ」と発言し‘暴言物議’を醸した権議員についても懲戒要求書が提出された。リュ・ホジョン(柳好貞)正義党院内報道官はこの日、国会議案課に懲戒要求書を提出した後、記者たちと会い「暴言政治、市民を侮辱する政治を終わりにしなければならない」と明らかにした。
権議員に対する懲戒要求書は正義党所属議員6人、共に民主党所属議員16人の名前で共同提出された。
柳院内代表は権議員の発言に対し「国会から出てはならない言葉である。多くの党の議員たちが参加してくれれば良かったのだが、それができなくて残念だ」と述べた。
しかし、国会倫理特別委員会は6月に活動期限が終了しており、懲戒要求書の実効性は未知数である。これについて呉院内報道官は「国民の力はこれまで党内の状況、事情などを理由に(倫理特別委員会の構成に)協力的ではなかった」と批判した。続いて、国民の力に対し「自党議員の懲戒を回避しようとする意図でなければ、早急に国民の力も倫理特別委員会構成に協力せよ」と促した。
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