11日(現地時間)米ワシントンポストなどによると、ヴィクトル首相はドイツのベルリンで開かれたイベントに討論者として出席し「ジョー・バイデン米大統領がウラジーミル・プーチン・ロシア大統領を『戦犯者』と呼び『来年3月に権力を失うだろう』と発言したのは、度が過ぎている」と語った。
「バイデン大統領のこのような発言が、終戦のための平和交渉をより困難にしている」とするヴィクトル首相は「残酷に聞こえるかもしれないが、ドナルド・トランプという名によってだけ平和が期待できる」と語った。
またヴィクトル首相は、欧州委員会の制裁政策を「災難」と表現し「対露制裁が、ヨーロッパに損害を与える方式として実行されている」と指摘した。
これは「対露制裁が、石油・ガスの価格を引き上げ、ロシアの財政だけを豊かにしている」という主張である。
ただヴィクトル首相は「私はウクライナの立場よりもロシアの立場を擁護するのではない」と線を引き「ロシアのウクライナ侵攻は明白な国際法違反だ」と語った。
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