休日にも関わらず、報道官たちが相次いで書面と対面のブリーフィングを通じて総力攻勢に乗り出した。
ヤン・クムヒ(梁琴喜)首席報道官は書面でのブリーフィングで「(検察が公訴状に)『公募』を指摘したということは、疑惑の中心に事実上、李在明代表がいるということを確認した」と主張し「メディア扇動と議会暴挙にも李在明代表の『司法リスク』に向かう真実の刃は避けられない」と言及した。
報道によると、検察は先月30日、城南FC後援金疑惑事件に関して城南市・トゥサン(斗山)建設の関係者を裁判にかけ、これらの起訴状に‘当時、李在明市長とチョン・ジンサン政策室長が共謀した’との内容を盛り込んだことが分かった。
チャン・ドンヒョク(張東赫)院内報道官も国会疎通官ブリーフィングで、「証拠がたくさんあるにもかかわらず、共に民主党は『ユン・ソギョル(尹錫悦)政府が失政を隠そうとする検察の政治ショー』と攻撃している。爪で空を隠すことはできない。169議席という数字でも李在明代表の罪を覆い隠すことはできない」と皮肉った。
党代表候補のキム・ギヒョン議員は、フェイスブックで「『賄賂惨事』の胴体である李在明代表は不正腐敗、不正疑惑の責任を取ってただちに辞任せよ」と書いた。
キム議員は「李代表側は以前、城南FCが用途変更条件で広告費を受け取った行為が市民の利益になったと主張してきたが、実状は李在明代表と側近たちが仲間同士で分けた賄賂と認められるというのが検察の控訴状の趣旨である。李代表と一部の財閥が行った政経癒着の腐った実体が徐々に明らかになっている」と主張した。
国民の力は4日に開始される国政監査で、李代表の関連疑惑を集中的に浮き彫りにして攻勢に出る見通しだ。
既に国会法制司法委員会・国土交通委員会の国政監査を控え、城南FC後援金疑惑とテジャンドン(大庄洞)・ペクヒョンドン(柏峴洞)の開発特恵疑惑の関連者たちを証人として申請し、攻勢を予告している。
与党の集中的な‘李在明代表叩き’は、共に民主党が尹錫悦大統領の英米歴訪の過程で浮き彫りになった各種の物議を‘外交惨事’と主張し、攻勢を繰り広げる状況で局面転換を試みようとする意図と見られる。
一方、国民の力は歴訪の過程で明るみになった尹大統領の不適切発言物議に関し、この日も‘字幕捏造(ねつぞう)事件’と繰り返し主張し、李代表や共に民主党およびMBCに対する攻勢を続けた。
クォン・ソンドン(権性東)議員は、フェイスブックで「あらゆる惨事の総体、あらゆる惨事の人格化がまさに李在明代表」と批判した。
また「『外交惨事』は共に民主党とMBCが国民を幻惑して政府を呪うための『呪術用呪文』であるだけだ。共に民主党はこの呪文に酔ってパク・ジン(朴振)外交部長官に対する解任建議案を拙速に通過させてしまった。それこそ議会惨事だ」と述べた。
キム・ギヒョン議員も「捏造ニュースを作って自身と自身の陣営の安定した職場を守ることに没頭する一部の非自覚者が口にする言論の自由だとか何だとかのうわごとに『良いことは良い』といったふうな曖昧(あいまい)な対応をしてはならない」と強硬対応を促した。
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