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駐韓米軍特殊戦司令部は30日フェイスブックを通じて、前夜に実施した “チークナイフ(Teak Knife)訓練”に関する写真とともに「実質的な多領域準備態勢合同演習が昨夜、韓国のハンフリーズ米軍基地飛行場で遂行された」と明らかにした。
今回の訓練では、夜間の高空降下侵入・模擬近接航空支援(CAS)および精密火力、地域統制および空襲打撃作戦、そして飛行場掌握と人質救出などが実施された。
米韓の特殊部隊が敵陣侵入と空襲打撃任務を熟達させるチークナイフは、事実上北朝鮮の最高首脳部をねらった「斬首作戦」と呼ばれている。
米国は2017年以降この訓練を公開していなかったが、昨年9月には4年ぶりに公開している。
ただ軍当局は、公式に「斬首作戦」という用語を使用してはいない。
駐韓米軍特殊戦司令部の訓練公開は、北朝鮮が今月25日・28日・29日にわたって短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射するなど、朝鮮半島における緊張の水位を高める状況の中「対北警告メッセージ」を送るための意図だとみられる。
北朝鮮は最近、米原子力航空母艦のプサン(釜山)作戦基地入港と米韓海上合同演習・日米韓対潜水艦戦演習などをねらって、次々とSRBM発射による挑発を繰り広げている。
特に29日には、カマラ・ハリス米副大統領が訪韓日程を終え韓国を発った約2時間後に、SRBM2発を発射した。
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