ハリス米副大統領「尹錫悦政府に “ジェンダー平等”の懸念を提起する計画」

カマラ・ハリス米副大統領は就任後初めての訪韓を控える中、米有力メディアとのインタビューで「ユン・ソギョル（尹錫悦）政府に韓国のジェンダー平等問題を提起するなど、韓国にとっては不都合となり得る事案について話し合う」と語った。

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またDMZ（非武装地帯）を訪問する計画のハリス副大統領は、北朝鮮による最近の弾道ミサイル発射を批判するなど、米韓同盟に関しても尹大統領と話し合う予定である。

ハリス副大統領は28日、ニューヨークタイムズ（NYT）とのインタビューで「今回の訪韓を通じて、尹政府のジェンダー平等政策に対する懸念を提起する計画だ」と語った。

ハリス副大統領は「私は民主主義国家において『女性の地位に基づいて、民主主義の状態を測定することができる』と強く信じており、尹大統領にこの問題を提起する計画だ」とし「政府を含めその国の体制のあらゆる部分において、女性の代表制問題を提起する」と強調した。

NYTは「韓国は先進国の中で男女の賃金格差が最も大きく、女性の国会議員が5分の1未満であり、“女性家族部（省）の廃止”が尹大統領の公約であった」として、ハリス副大統領の発言の背景について説明した。

ハリス副大統領は「体系的な方式によりこの問題を提起する方法を見出すため、韓国の女性指導者たちとラウンドテーブル会議を開催する」と語った。