江南駅・光化門などに「大深度雨水排水トンネル」事業本格化=韓国(画像提供:wowkorea)
江南駅・光化門などに「大深度雨水排水トンネル」事業本格化=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市が大規模浸水を防止するために浸水脆弱(ぜいじゃく)地域であるカンナム(江南)駅・クァンファムン(光化門)・トリム(道林)川の3か所に設置を発表した「大深度雨水排水トンネル」1段階事業を本格化すると29日明らかにした。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

 大深度雨水排水トンネルは、地下40〜50m下に大きなトンネルを作り大雨の時に雨水を保管し河川に放流する施設だ。

 8月、記録的な豪雨で浸水被害が発生すると、オ・セフン市長は11年ぶりに江南駅など浸水脆弱地域6か所に大深度雨水排水トンネルを設置すると明らかにした。

 ソウル市は大深度雨水排水トンネル設置のための最も最初の段階である「基本計画用役」を28日公示した。用役費計41億1000万ウォン(約4億1400万円:江南駅・約1億4000円、光化門・約7400万円、道林川・約2億円)が投入される。

 市は基本計画を通じて各地域別の大深度雨水排水トンネルの最適規模と路線、事業費用、多様な活用方案、事業を早期に完了して苦情を最小化できる優秀流入敷地などを綿密に検討する。

ソウル市のハン・ユソク水循環安全局長は「大深度雨水排水トンネルは気候危機に対応するために必ず設置しなければならない防災施設の一つ」とし、「今回の基本計画を通じて施設規模と路線、事業費用、活用方案などを綿密に検討する」と話した。
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