「わたしたちが勝った」――。27日朝、フランス・パリから2012年国際博覧会の全羅南道・麗水招致が確定したとのニュースが飛び込んでくるなり、麗水市民は歓呼の声を上げた。市庁前で前日夕方から夜を徹してエールを送っていた市民らは、接戦の末にライバルのモロッコ・タンジェを制し勝利したことを知るや、互いに抱きあって喜びを分かち合った。
 博覧会国際事務局(BIE)総会の1回目の投票では麗水68票、タンジェ59票と予想に反してわずか9票しか差を開けられず、2回目の投票に突入したとのニュースを聞き、市民の中には「2010年国際博覧会の招致失敗の悪夢が繰り返されるのでは」と心配する声もあった。しかし、すぐに麗水招致確定の知らせが飛び込んできたことで、市庁前の広場はまさにお祭り騒ぎとなった。

イ・ウン の最新ニュースまとめ

 イ・ウンジュさんは「麗水市民が切実に願っていた国際博覧会の招致を達成できてうれしい。朝鮮半島の最南端にある麗水市が立ち遅れたイメージから抜け出し、新しく発展していける土台を作った」と涙をぬぐった。キム・ヤンジャ公報官は、「子孫に誇らしい麗水を伝えることができて満足だ」とし、呉ヒョン燮(オ・ヒョンソプ)市長をはじめ公務員全員が、麗水を世界的な都市に発展させられるよう最善を尽くすと意欲を示した。


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