オリオンは2013年以降、9年間効率経営を持続的に推進し、積極的な原価節減活動を展開しながら製品の量は増やして全品目の価格を凍結してきた。しかし、昨年から油脂類と糖類、ジャガイモ類などの主要原材料価格が急騰し、今回の値上げを決定したと明らかにした。
オリオンによると8月時点の原材料価格は前年比最大70%以上上昇し、製品生産時に使うエネルギー費用も90%以上上がるなど、原価圧迫が加重されてきた。
今年上半期(1~6月)までオリオンは売上伸長に力づけられ利益減少を防いできたが、下半期には収益性が大幅に低下しており、今回の引き上げ措置を実施することになったと説明した。
原材料・副材料価格およびエネルギー費用の上昇によって利益率が急減した製品を中心に価格を引き上げることにし、引き上げ後も業界最高のコストパフォーマンスを指向する目指す水準で引き上げ幅を策定した。
主要製品別の引上げ率はチョコパイ12.4%、ポカチップ12.3%、コブクチップ11.7%、予イェガム25.0%などで、イカピーナッツ、ダイジェ、コレパプ、ドクターユーエネルギーバー・たんぱく質バー、マイグミなどの44製品の価格は引き上げないことにした。今後、原材料・副材料価格やエネルギー費用が下方安定化する場合は、製品の量を増やすか、製品価格を引き下げる計画だ。
オリオン関係者は「おいしくて品質の良い製品を合理的な価格で提供するという経営理念を守るため、今後も最善の努力を尽くしていく」と明らかにした。
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