韓国の金振杓国会議長は12日(現地時間)、スペインでメリチェル・バテット下院議長と会談を行なった(画像提供:wowkorea)
韓国の金振杓国会議長は12日(現地時間)、スペインでメリチェル・バテット下院議長と会談を行なった(画像提供:wowkorea)
スペインを公式訪問中のキム・ジンピョ(金振杓)韓国国会議長は12日午前(現地時間)、首都マドリードでメリチェル・バテット下院議長と会談を行ない、2030年国際博覧会のプサン(釜山)誘致への支持と、K防衛産業の輸出協力、エコ・デジタル産業および建設業の共同進出における協力を提案した。

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キム議長は、バテット議長をはじめとしたスペイン下院議員団に会った席で「釜山という港湾都市は韓国第2の都市で、スペインでいうバルセロナのような地域だ」とし「韓国は多くの国際博覧会開催の経験をもち、スペインと韓国は伝統的な結びつきがあることから、2030国際博覧会を釜山で必ず誘致できるよう支持してほしい」と求めた。

バテット議長は「釜山が2030年国際博覧会の開催のため非常にしっかり準備しているので、成功的に開催されるよう願う」と答えた。

キム議長は「昨年6月、ムン・ジェイン(文在寅)前大統領の国賓訪問をきっかけに、両国関係が戦略的パートナーシップへと格上げした後、ことしの6月にはユン・ソギョル(尹錫悦)大統領がNATO(北大西洋条約機構)首脳会議出席のためスペインを訪問するなど、非常に緊密な協力をしている」とし「ポストコロナ時代における国家発展のためのデジタル転換事業・建設・インフラ分野を中心に、第3国市場への共同進出を拡大しよう」と提案した。

バテット議長は「キム議長がお話ししたように、現在スペインは新型コロナウイルス感染症とウクライナ戦争による経済危機から早く抜け出すため、デジタル転換とエコ分野の企業たちに補助金を支給するなど、積極的な政策を展開している」とし「韓国はこの2つの分野において優れた強みをもっている国だと存じている」と答えた。つづけて「個人的には来年、韓国を訪問したい」とし「両国の議会外交を通じて、様々な問題が緊密に論議されることを願う」と語った。

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