尹大統領は7日午前、ソウルのヨンサン(龍山)大統領室で国務会議を主宰し、「災難はわが社会の弱者に対しより大きな被害と苦痛を与える。災害保険金、災難支援金など政府ができるすべての措置を講じ被害に遭った国民に実質的な援助を行う」と明らかにした。
そして、「きょうの国務会議では予備費500億ウォン(約51億円)を緊急編成し、特別交付金とともに被害復旧に投入する予定」とし、「道路、ダムや堤防などの主な施設と浸水した住宅、農耕地などを迅速に復旧するため各部署がすべての力を集めてほしい」と求めた。また、「来年度の政府予算は健全財政を基調に転換しながらも、災難対応予算を前年比17%大幅に増額した6兆1000億ウォン(約6310億円)で編成した」と述べた。
また、尹大統領は先制的な措置により台風被害を最小化させたと自評した。尹大統領は、「被害は多少あったが、夜通し協力してくださった国民の皆さんとリアルタイムで災難情報を伝えた下さったメディア、そして台風の現場で死闘を繰り広げた消防・海洋警察・警察・軍人・自治体の現場関係者のおかげで予想より被害を減らすことができた」と力強く話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85