全君杓(チョン・グンピョ)前国税庁長の収賄事件を捜査中の釜山地検は23日、特定犯罪加重処罰法上の贈収賄罪で、全前国税庁長を起訴したと明らかにした。
 検察によると全前国税庁長は、釜山地方国税庁長だった鄭祥坤(チョン・サンゴン)被告から人事請託の見返りとして昨年7~11月に4回にわたり5000万ウォン(約578万円)、今年1月の海外出張の際に1万ドルを受け取った。また6日の拘束以降の捜査で、全前国税庁長が国税庁次長を務めていた昨年7月初めに、鄭被告から現金2000万ウォンを受け取っていた事実も新たに確認された。

 全前国税庁長は罪状を全面否定しているが、先ごろ釜山地方裁判所に請求した拘束適否審は棄却されている。全前国税庁長は被告として法廷に立つことになり、今後は検察と弁護人間で激し法廷攻防が予想される。


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