尹大統領夫妻の「虚偽経歴に対するうその釈明疑惑」…「嫌疑なし」(画像提供:wowkorea)
尹大統領夫妻の「虚偽経歴に対するうその釈明疑惑」…「嫌疑なし」(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の夫人であるキム・ゴンヒ(金建希)氏の「虚偽経歴疑惑」と関連し、うその釈明をしたとして告発されていた尹大統領夫妻らに対し、警察が嫌疑なしとの結論を下した。

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ソウル警察庁の反腐敗・公共犯罪捜査隊は、公職選挙法違反の容疑で告発された尹大統領と金夫人、キム・ウンヘ(金恩慧)「国民の力」選挙対策委員会広報団長(当時)ら6人に対し、先月25日に証拠不十分とし不送致を決定した。

警察は、「金夫人が提出した履歴書の経歴のうち一部学校名の誤記があり、正確な事実関係が確認できない一部記載があったものの、そのほかは事実に符合する経歴と確認される」と説明した。

また、「提出した履歴書に添付された在職証明書などの偽造の有無などを判断できる客観的な証拠は確認できない」と判断した。

金夫人は2001年から2014年までハンリムソンシム(翰林聖心)大学、ソウル大学、スウォン(水原)女子大学、アニャン(安養)大学、クンミン(国民)大学の5つの大学の講師または兼任教職員に志願した際、履歴や学歴を虚偽に記載したという疑惑を持たれた。

これと関連し尹大統領は、大統領選候補だった当時の昨年12月に「部分的にはわからないが、全体的に虚偽の経歴ではない」と主張した。

金夫人は昨年12月にあるメディアとのインタビューで、「覚えていない」との趣旨の返答をした。

これに対し民生研究所はことし2月に金夫人の疑惑を解明する過程で虚偽の事実に言及し、公職選挙法に違反したと尹大統領夫妻らを警察に告発した。

民生研究所側は警察の不送致決定について、「直ちに異議申請を行う計画」と明らかにした。

一方、金夫人の虚偽経歴と関連した告発事件も捜査中である警察は、今月中に結論を出す方針だと伝えられた。
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