去る8月31日、軍関係者によると、陸軍は陸軍本部所属のA課長に関する事案を認め、被害者らと部隊を分離した後、懲戒と刑事手続きを進めているという。A課長は、地位を利用した私的な指示や食事接待の強要、公金の流用などの疑いを受けている。
情報によれば、A課長は部下らに自身の娘の大学課題を代わりにやるよう指示。不当な指示にもかかわらず「奥地に転出させる」などと発言し、強制していたという。さらに、レポート内容が「気に入らない」として「改めて作成しろ」と指示し、盗作を監視するプログラムまで利用する”緻密さ”まで見せていた。
A課長は娘だけでなく、親戚の子どもの公務員試験資格証の取得にも部下を動員。部下が作成した文書をA課長は「自分(A課長)が代わりに作成してあげたもの」と説明して親戚の子どもに送信していた。部下に虚偽の出張を命じて、A課長の自宅の「修理」をさせていたこともあった。
また、A課長は部下らに対して「進級はわたしのおかげだ」などと言い、プライベートな食事の接待を強要。部下の実家の「キムチと米がおいしい」などと言って、休暇で帰省した際に自宅に送るよう指示したこともあったという。
同件について、陸軍は「調査結果に従い、法と規定に照らし合わせて厳しく処理する方針」とし、「陸軍は、類似事例が再発しないよう高位関係者に対する教育などに、より細かく関心を向けていく」と明かした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4