韓国で話題の「江南オートバイビキニ女」、2年前に事務職員からインフルエンサーに転身した理由やウェディングドレスでの警察出頭理由などを語る(画像提供:wowkorea)
韓国で話題の「江南オートバイビキニ女」、2年前に事務職員からインフルエンサーに転身した理由やウェディングドレスでの警察出頭理由などを語る(画像提供:wowkorea)
ビキニ姿でオートバイの後部に座り、韓国・ソウルのカンナム(江南)の路上をオートバイで疾走した「江南オートバイビキニ女」と呼ばれるインフルエンサーのイム・グリンさんが最近、ビキニ姿でオートバイに乗った理由を明らかにした。

 今月25日、日曜新聞はイムさんとのインタビューを公開。インタビューでは意外な過去が語られた。

 2年前まで平凡な事務職員だったイムさんは、近しい知人の死がターニングポイントになり、一度きりの人生、もっと違うふうに生きてみたいと思ってSNSを始めたという。

 イムさんは「約1年前からSNSに写真をアップロードしたが、短期間で約15万のフォロワーが集まり、職場を辞めてインフルエンサーの生活をすることになった。ユーチューバーのプレージョーカー代表とつながり、一緒に仕事をしている」と語り始めた。

 ビキニ姿でオートバイに乗ったことについて「メッセージを与えるためだった」と答えた。

 また「1960年代にユン・ボクヒさんがミニスカートを履いて初めて登場した時、ミニスカートに反対する声が多かった。当時のマスコミでは、ミニスカートを『民族の反逆者』とし、政府ではミニスカートを履いた女性を取り締まったが、現在は履いて歩いたからといって、誰も民族の反逆者だと言わない。当時、ミニスカートは抑圧されていた女性の自我を表す道具だったと見ている。今回のビキニライディングのメッセージもそういうものだ」と明かした。

 続けて、人の視線について「プサン(釜山)の海水浴場近くでのビキニ姿はよくて、江南ではダメだというのは理解できない。もちろん物議を醸すことはある程度は予想していた。多くの方が不快だとおっしゃり、私も改めて考えてみた。度が過ぎる書き込みや暴言は、自分を汚すということを知らないようだ。そんなに気にしていなくて、悔しいといった気持ちはなかった」と語った。

 イムさんは、内向的な性格で家からあまり出ないインドア派だった。そんな彼女はビキニライディングを通じて、今まで感じることのない強い“しびれ”を感じたという。

 また、警察の調べを受けに行く際にウェディングドレスを着て現れたことについても言及。「もともと、ビキニを着て出頭しようという意見もあった。ビキニを着ていて過多露出だと言われたので、今回は衣装の中でも一番重要な日、一番美しくて、最大の礼儀を見せられる服であるウェディングドレスを選んだ。全身を包んで行ったのに、不快に思う方が多かったようだ。今回のウェディングドレスも一つのメッセージであり、楽しく見ていただけたらありがたい」と説明した。

 イムさんは今後、インフルエンサーだけでなく女優、スポーツなど様々な分野に活動範囲を広げたいと抱負を語った。「現在、ウェブドラマとミュージックビデオの撮影を一生懸命にしている。面白い想像をたくさんする。破格的な行動をした時に戻ってくる驚く反応は嫌ではない。韓国は四季がある。露出がすべてではない分、季節に合わせたパフォーマンスを見せるつもりだ」と計画を伝えた。

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