BBC「韓国は出産ストライキ」…天文学的住居費負担のせい=韓国報道(画像提供:wowkorea)
BBC「韓国は出産ストライキ」…天文学的住居費負担のせい=韓国報道(画像提供:wowkorea)
昨年、韓国の年間出生児数と合計出生率が歴代最低値になったことが明らかになった中、海外でもその背景に注目している。

25日(現地時間)、英国BBCは前日、韓国統計庁が発表した資料を引用して「韓国は再び世界最低出生率を記録し、その数字は新たな最低値になった」と報じた。

昨年の出生児数は26万600人で、関連統計の作成を始めた1970年以降、最も低い水準で、1年前より1万1800人(4.3%)減少した。30年前の1991年(70万9000人)の3分の1であり、20年前の2001年(56万人)の半分の水準だ。

女性が一生に産むと予想される子どもの数である‘合計出生率’は0.81人で、前年より0.03人(3.4%)下落した。6年連続下落傾向にある。これは2020年時点における経済協力開発機構(OECD)の38加盟国の平均合計出生率1.59人の半分ほどだ。OECD加盟国では最下位で、韓国は加盟国中唯一、合計出生率が1人を下回っている。

BBCは「国家が移住なしに人口を同じ規模で維持するためには夫婦当たり少なくとも2人の子どもが必要だが、韓国は1人未満」と指摘した。

続いて「人口減少は国家を莫大な負担に陥れかねない。医療システムと年金に対する需要が急増するにつれ、公共支出に対する圧迫が増加する他、青年人口の減少は労働力不足につながる」と説明した。

BBCは韓国の出生率低迷に関して「韓国で子どもを育てるには費用が多くかかる。また、多くの若者が天文学的な住居費に負担を感じている」と指摘した。

さらに「韓国の女性は依然として職業を持つことと家族を持つことの間で選択を強要されている。女性たちはだんだん自分の経歴を犠牲にしない方向で決定を下している」と分析した。この他、ある韓国女性の言葉を引用して「韓国は出産ストライキ中」と伝えた。

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