2006年に国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で対戦した韓国と米国(資料写真)=(聯合ニュース)
2006年に国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で対戦した韓国と米国(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米大リーグを代表する選手たちが11月に来韓し、釜山とソウルで韓国プロ野球側と4試合の親善試合を行う。韓国プロ野球を統括する韓国野球委員会(KBO)が26日、米大リーグ機構(MLB)事務局と共に「MLBワールドツアー:コリアシリーズ2022」を開催すると発表した。

 韓国プロ野球リーグ発足40年を記念するイベントで、MLBとしてはワールドツアーの一環となる。11月11、12の両日に釜山の社稷野球場、続いて14、15両日にソウルの高尺スカイドームで対戦する。

  KBOは「MLBを代表するチームの選手団が韓国で試合をするのは100年ぶり」と強調した。双方のスタークラスの選手が出場する予定だ。

 MLB選抜チームは1922年、日本と中国に次いで韓国を訪れ、YMCA野球団と親善試合に臨んでいる。

 MLBコミッショナー事務局側は「MLBの歴史的な釜山・ソウルツアーに大いに期待する」とコメント。MLBで過去に活躍したか現在活躍中の韓国人選手の名前を挙げながら「MLBで大きな成果を出す選手を輩出した、豊かな野球の伝統を持つ国」と韓国を評価した。

 MLB選手会側も「野球で長い歴史と豊富な知識を持ち、野球の楽しみ方を知るファンがいる韓国は、MLB選手会が目指す『野球のグローバル化』の推進に最適な場所」と歓迎した。


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