シリア北部で砲撃…子どもを含む民間人13人死亡(画像提供:wowkorea)
シリア北部で砲撃…子どもを含む民間人13人死亡(画像提供:wowkorea)
シリア北部地域でテュルキエ軍とシリア政府軍側が攻撃を強行し、少なくとも13人の民間人が死亡したと外信が報じた。

 19日(現地時間)AFP通信などは同日午前、北部都市アルバブのある市場に砲弾が飛んできて、子どもを含め民間人9人が死亡し、少なくとも30人が負傷したと報じた。

 アルバブはアレッポ州でテュルキエの支援を受けるシリア反軍が占領している地域で、アレッポ州の他の地域はシリア政府軍が掌握している。

 シリア内戦の監視団体のシリア人権観測所は同日、発砲がシリア政府軍の陣地で行われたと説明した。これに対し、シリア政府の支援を受けるクルド人連合体シリア民主軍(SDF)報道官は、今回の攻撃に加担していないと否定した。

 同日の攻撃は、テュルキエ軍攻撃でシリア政府軍とクルド人武装隊員少なくとも11人が死亡した後に発生した。そのため観測所は、シリア政府軍が報復として反軍の掌握地域で攻撃を強行したと批判した。

 また同日、シリア北東部の北部ハサケ市付近でも、テュルキエ軍の攻撃で人命被害が出た。シリア東北部のクルド自治政府は昨夜、北部のハサケ地域近くのリハビリセンターがテュルキエ軍の攻撃を受け、子ども4人が死亡し、数人が負傷したと明らかにした。

 テュルキエとシリア・クルド人間の暴力は、最近クルド人の銃撃に対する報復としてテュルキエが攻撃を加え、クルド人17人が死亡したことから発生した。その後、シリア反軍とこれを支援するテュルキエ軍、そしてSDFとこれを支援するシリア政府軍との対立が続いている。
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