京畿道は20日、平壌市江南郡唐谷里の農村現代化事業など既存の南北交流事業以外に、新規事業23件を計画または進行中だと明らかにした。

 現在進行中の事業は、漢江河口の骨材採取、非武装地帯(DMZ)での生態・環境共同調査、漢江と臨津江の活用案、山林復旧支援、ソウル~ムン山間・平壌~開城間道路連結、京元線・国道3号線の連結、アジアハイウェイ建設の7件。

 計画中の事業は、黄海道海州に京畿道の産業専用団地「海州特区」造成、坡州地域中心の背後協力団地の造成、平和生態公園の造成、保健医療事業、開城遺跡地の共同調査・発掘、国際マラソン大会の開催など。このほか、京畿開発研究院が南北共同資源調査を、京畿地方公社が西海平和協力特別地帯構築事業への参加を計画しており、全13件となっている。

 これに向け道は先月、政府の南北関連の推進委員会に参加する案を行政自治部に建議しており、今後は政府や北朝鮮側と協議していく方針だ。こうした南北協力事業推進計画を土台に、来月末には京畿道南北交流政策ビジョン最終計画を策定する。

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