市民団体の透明社会協約実践協議会は19日、リサーチ機関に依頼し、先月11日から今月7日にかけ全国の成人男女500人と政界・市民団体・学界・言論界などの専門家200人を対象に行った、韓国社会の腐敗水準に対する認識調査の結果を明らかにした。それによると、韓国社会のクリーン度について、一般回答者は平均4.37点、専門家は平均5.59点と採点した。
分野別にみると、最も点数が高かったのは市民団体で、一般回答者が5.80点、専門家が6.45点をつけている。最も点数が低かったのは政界で、一般が3.21点、専門家が3.88点だった。
一般回答者による採点では、政界、中央政府(4.49点)、建設・建築(4.71点)、地方自治体(4.72点)の順でクリーン度が低いと評価された。一方、専門家は建設・建築(4.12点)、体育界(4.44点)、経済界(4.83点)、の順で腐敗が深刻だとしている。
全般的な腐敗水準では、一般回答者の87.6%、専門家の76.5%が「深刻だ」と答えている。ただ、「5年前と比べ腐敗水準は改善された」との回答は一般で32.0%、専門家で59.5%に上っており、社会腐敗は次第に改善されつつあるという認識が広まっていることが明らかになった。
クリーン度が先進国レベルに達するために必要な期間としては、「10年以内」が一般42.8%、専門家50%で最も多かった。5年以内という回答は一般が23.6%、専門家が17.5%だった。
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