KGグループが双竜自動車買収に300億ウォンを追加投入、債権者は肯定的=韓国(画像提供:wowkorea)
KGグループが双竜自動車買収に300億ウォンを追加投入、債権者は肯定的=韓国(画像提供:wowkorea)
双竜自動車(以下、双竜自)を買収する予定の、化学・製鉄事業を手掛けるKGグループが、従来の買収費用である3355億ウォン(約343億5279万円)に300億ウォン(約30億7178万円)を追加投入する計画だ。双竜自の更生計画案の審査および決議に関連した会合で、債権者らの同意を得るためだ。

更生計画案によると、返済する債権は8186億ウォン(約838億円)。うち更生債権は約5470億ウォン(約560億3069万円)で、双竜自の協力会社約340社からなる商取引債権は3800億ウォン(約389億3246万円)に達する。双竜自側は更生債権について、6.79%を現金で返済し、93.21%は株式転換する計画だ。

しかし商取引債権者は、更生債権の返済率を受け入れられないとの立場を取っている。更生債権者の多くが商取引債権者であるだけに、彼らの説得なしでは法廷での買収認可は難しい。

このためKGグループは、商取引債権者に300億ウォンの追加投資案を提起し説得に臨んでいる。300億ウォンが追加されれば、現金での返済率は13.92%に高まる。転換された株式の価値まで含めれば、実質的な返済率は41.2%になると予測できる。

商取引債権者の代表団は内部的な会議を開いてKGグループの提案を受け入れ、会生計画案に賛成する方向で意見をまとめた。16日には約340社が参加する会議を通じて、更生計画案の受け入れの可否について確定する。

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