尹大統領は同日午前、閣議を終えた後、すぐにソウル・クァンアク(冠岳)区シンリム(新林)洞の浸水被害地域の現場を点検に乗り出したと大統領室のカン・インソン報道官が書面ブリーフィングを通じて伝えた。
この場所では、前日の暴雨で半地下住宅に住んでいた発達障害の家族が死亡する事故が発生した。
書面ブリーフィングによると尹大統領は「早急に日常に戻れるよう最善を尽くす」と明らかにした。
続けて、社会的弱者であるほど、災難により一層脆弱(ぜいじゃく)な現実を指摘し「彼らが安全であってこそ初めて大韓民国が安全になる」と述べた。
さらに「行政安全部(部は省に相当)と自治体は老弱者、障害者などの地下住宅をはじめとする住居安全問題を総合的に点検し、根本的な対策を樹立せよ」とし、「被災者の日常回復のために十分に支援してほしい」と求めた。
尹大統領はまた、環境部長官に「国家河川、地方河川、支流全般の水位モニターシステムを開発し、行政安全部とともに排水槽設置など低地浸水予想地域の安全に万全を期してほしい」と要請した。
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