犬の前足をまるでビニール袋のように扱う飼い主…「わたしの人形だ」=韓国(画像提供:wowkorea)
犬の前足をまるでビニール袋のように扱う飼い主…「わたしの人形だ」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国プサン(釜山)で飼い主に虐待されていた犬が動物保護団体に救助された。

 8日、動物保護団体「ハクサモ(虐待犬を助ける人たちの集まり)」と「キャッチドッグ」は去る7日、釜山ヘウンデ(海雲台)区のマンションで飼い主A氏が育てていた犬1匹を保護したと明らかにした。

 2団体はA氏が犬を荒々しく扱うとの情報提供を受け、救助に向かった。情報提供によると、A氏は犬をゴミで埋まった廃車寸前の車両にしばしば放置していたという。また、犬の前足だけをまるでビニール袋を持つようにして散歩していた。

 ハクサモ側は「運営陣がA氏に言葉をかけると、A氏は『わたしの人形だ』と述べ、犬を隠した」とし、「また犬が痛がっているからそっと触るよう促すと、すぐに犬の体を揺らした」と主張した。

 A氏は2年前にも40度を超える車両に、別の犬を放置し摘発されていた。しかし、当時出動した警察は明らかな虐待状況を確認できないとして、特別な措置をとらなかったという。

 状況が深刻だと判断した2団体は緊急救助に乗り出したが、飼い主の抵抗により数回失敗している。その後、海雲台区庁から虐待犬緊急分離措置権限(動物保護法第14条)を委任され、A氏の自宅を訪問し犬を保護した。

 団体側によると、生後1年にも満たないこの犬は、病院の検査で後足膝蓋骨脱臼および乳腺腫瘍と診断された。2団体はA氏を動物保護法違反容疑で告発。告発状を受理した警察はA氏を調査する方針だ。


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