呉世勲ソウル市長、豪雨で公式日程を全面キャンセル…「あらゆる先制的措置をとる」(画像提供:wowkorea)
呉世勲ソウル市長、豪雨で公式日程を全面キャンセル…「あらゆる先制的措置をとる」(画像提供:wowkorea)
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は記録的な豪雨によりソウル各地で人命・浸水被害が発生したことを受け、公式日程をキャンセルし被害現場の点検および状況指揮に総力を尽くす予定だ。

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ソウル市は9日、午後2時に予定されていた「脆弱(ぜいじゃく)階層対象のデジタル教育格差解消および未来人材育成のための業務協約」を気象状況のため延期すると明らかにした。また、10日午後7時30分に予定されていた「2022ソウルフェスタ」開幕式にも出席しない。ただ、開幕式は予定どおり開催される。

ソウル市関係者は、「現在、呉市長は被害現場の点検および市庁状況室を行き来しながら被害状況の指揮を執っている」とし、「状況がおさまるまでは不可避な日程を除きすべての公式日程を延期・キャンセルする方針」と伝えた。

呉市長はきょう自身のフェイスブックに、「すべての資源を動員し被害を最小化させるためのあらゆる先制的措置をとる」と明らかにした。

呉市長は、「市民の皆さんに申し訳なく思う。きのうの豪雨によりソウルで大きな人命被害が発生した」とし、「どんな場合にも市民の安全に責任をとるべき市長として犠牲者と遺族、被害を受けた市民に申し訳なく思う」と述べた。

呉市長は、「被害が大きかったトンジャク(銅雀)区、カンナム(江南)区、ソチョ(瑞草)区、クァンアク(冠岳)区など、ソウル市内の各地が浸水し、停電が発生した」とし、「多くの車両が水に浸かり退勤できない状況も発生した。一部の地下鉄駅は逆流と浸水により運行がストップし、学習塾が集まる地域では子どもたちが足止めされる事態も発生した」と伝えた。

そして、「復旧作業を迅速に行う」とし、「浸水した地下鉄駅11か所のうち10か所は正常運行中で、9号線の銅雀駅は午後2時に開通する予定」とし、「浸水した地下車道11か所中8か所は復旧が完了しケポ(開浦)・ヨムゴクドンソ(廉谷東西)・銅雀地下車道はきょう中に復旧する予定」と明らかにした。

ソウル市は8日午前7時から災難安全対策本部を稼働し、24時間の非常対応体系を維持している。
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