それによると、1993年以降に海洋警察庁が発刊した年報や年鑑、白書などの資料をまとめた結果、過去13年間に韓国海上で発生した変死・行方不明事件の過半数は、安全対策の不備や不注意による事故だった。発生数を減らすことが可能な人災事故であるにもかかわらず、人命被害は毎年1000人を越えている。
ここ数年の変死者数は、2000年が912人、2002年が897人、2004年が875人、昨年が770人と集計されている。この間発生した変死事件全6007件を原因別にみると、本人の過失が1869件で31.1%を占めたほか、安全不備・不注意が22.6%(1363件)、海難事故が7%(422件)などで、他殺は0.95(59件)にすぎなかった。
行方不明者数は2000年が203人、2002年が190人、2004年が136人、昨年が135人で、全不明者1250人のうち、海難事故が38.2%(478件)で最も多く、安全不備・不注意が16.2%(203件)、本人の過失が15.6%(195件)などとなっている。
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