全国国公立幼稚園教師労組のパク・ダソム委員長は1日、MBCラジオとのインタビューで「幼児教育者らからみれば、とんでもない政策」と述べた。
パク委員長は、「早期就学の議論は以前から行われたきたが、報告書を提出する程度だった。しかし低出産高齢化社会委員会議で幼児義務教育を提案し、『早期就学すべき』というニュアンスの記事を発表し、やや探るような動きがありおかしいと思った」としながらも、「こんなに突然、政策により発表するとは、現場では想像もできないことだった」と話した。
また、「教育格差を縮小させるため、満5歳の早期就学を政策として使用するということが私には理解できない。どうやって早期就学が教育格差を解消するのか」とし、「本当に(教育格差を解消するなら)幼児教育を公教育化し、幼児教育体制を義務教育体系に変えればいい」と指摘した。
そして「満5歳の早期就学は義務教育化していく努力が大変なため、体制改編の意思は全くなく、簡単な方法をとろうとしている」とし、「経済的な効率性を主張すること自体がおかしな政策」と声を高めた。
パク・スンエ(朴順愛)教育部(部は省に相当)長官が「子どもの発達と知的能力が高まった」とし、問題になることはないと主張したことについて、「最近は早期に私教育を受けさせる家庭が多く、子どもが賢くなったと考えられることもあるが、実際に子どもの発達時期が早くなったわけではない」とし、「満5歳は遊びを通じ学んでいく時期だ。興味がなかったりつまらないことには15~20分も静かに座っていることが難しい水準なのに、40分間学習させるのは拷問」と反発した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85