韓国の企画財政省はこの日、2022年7月のIMF世界経済展望(WEO)が発表されたとし、このように明らかにした。今年、韓国経済成長率の展望値は、4月の2.5%から2.3%へと下方修正。来年の展望も2.9%から2.1%に下がった。
同省は「4月のWEO発表後に実施された第2次補正予算(62兆ウォン=約6兆4000億円)の効果などで、他の主要国対比成長率が小幅に調整されたようだ。この日午前発表された韓国第2四半期の国内総生産(GDP)速報値(前期比0.7%)は、今回のWEO修正展望時に反映されなかった」と説明した。
世界経済の成長率は今年3.2%で、4月比0.4%下落している。グループ別に見れば、今年の先進国成長率展望値は2.5%で0.8%、新興国は3.6%で0.2%下がった。来年は先進国1.4%、新興国3.9%となる見通しだ。それぞれ4月対比1.0%、0.5%下がった。
インフレはさらに強まると見込んだ。今年の先進国インフレ見通しは6.6%で、4月比0.9%上昇。新興国は9.5%で0.8%上昇している。来年は先進国3.3%、新興国7.4%でそれぞれ0.8%、0.9%の上昇値を示した。
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