コロナの感染者が急増する中、5万ウォンになる検査費用の負担が検査の回避につながっているという指摘が出ている。
25日、防疫当局によると、コロナの有症状者や60歳以上の高齢層、疫学的関連性のある人、自己検査キットなどで陽性が確認された人などは、病院・医院のRAT検査費が5000ウォンだ。しかし、無症状の場合、診療費は少なくとも3万ウォン(約3122円)から多いと7万ウォン(約7285円)までかかる。
このため、オンラインコミュニティサイトでは「どうせ自分のお金を払って風邪薬を飲むのに、あえて5万ウォンも払って検査を受ける必要があるのか」、「検査で得することはない。感染したら不利益だけ」、「5万ウォンでは行かない。支援金が出るわけでもないのに」などの検査を受けないという書き込みが相次いでいる。
また、一部のネットユーザーは「このままでは日本のようになりそうだ」、「(家計が)厳しいのに検査費が5万ウォンなんて、本当なのか」と政府を批判したりもした。
防疫当局によると、コロナ感染の陽性判定を受けた人のうち、無症状者の割合は30~40%に達することが分かった。
これを受け、専門家たちはコロナの再流行を防ぐためには、無症状者の検査費用も支援する必要があると指摘している。ある関係者は「コロナの検査を回避すると、高危険群接触者の場合、危険に陥る可能性がある。検査費の支援を検討しなければならない」と強調した。
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