「Grown Ass Kid」は今年4月に社会服務要員生活を終えて長いブランクを経たZICOが再びアーティストとしての活動に拍車をかけられる理由を含んだアルバムだ。「Freak」、「SEOUL DRIFT」を含めた5曲を収録した今回のアルバムでZICOは変わらぬ音楽の趣向と情熱、エネルギーを示している。
「ここは俺のアルゴリズムの終点 Who cares」という「Freak」の歌詞のようにZICO特有の自信が垣間見られる。「Freak」はZICOならではの楽しく浮かれるバイブが凝縮されたトラックだ。
騒動で混乱した「変わり者」たちの街を連想させる曲のテーマにダイナミックなボーカルとメロディーが調和を成す。
27日のリリースに先立ち公開された「Grown Ass Kid」のサンプル動画は、「Y2K (Year 2000)」時代の感性を再現したCDプレーヤーを通して今回は「ヒップトロ(Hip+Retro)」熱風を予感させる。しかしながら1曲、1曲聴くごとにトレンディーな感覚が引き立つ音楽が流れて楽しくなる。