ソウル自治区が臨時選別検査所を再稼働…ソウル広場検査所も運営再開を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル自治区が臨時選別検査所を再稼働…ソウル広場検査所も運営再開を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナの拡散傾向が再び激しくなり、ソウル市の各自治区が運営する臨時選別検査所が約1か月ぶりに再び続々と稼働している。

23日、各自治区とソウル市によると、前日稼働した臨時選別検査所はクァナク(冠岳)区「ナクソンデ(落成台)公園」、ソチョ(瑞草)区「高速ターミナル駅」、トボン(道峰)区「道峰区庁」、ノウォン(蘆原)区「蘆原区民の殿堂」、カンドン(江東)区「アムサ(岩寺)歴史公園」の5か所だ。

25日には、チュン(中)区「ソウル駅」とトンジャク(銅雀)区「サダン(舍堂)文化会館」などに臨時選別検査所が新たに稼働する。

自治区の臨時選別検査所は、中央防疫対策本部の指針に従って、6月から保健所選別診療所に統合された。

しかし、最近コロナ感染者が急増すると、ソウル市は自治区別に臨時選別検査所を順次設置することにした。

臨時選別検査所では、平日はもちろん、日曜日にも午後1~9時にPCR(遺伝子増幅)検査を受けることができる。ただし、迅速抗原検査で陽性反応を示したり、満60歳以上の高齢者、疫学的に関連性のある人など、優先順位に該当する対象者のみ検査が可能となる。

一方、ソウル市は市庁前のソウル広場に臨時選別検査所を設置するかどうかを検討している。

保健所選別診療所でのPCR検査は1日当たり約3万件で、18日の最高検査量2万2000件まで対応する水準だ。しかし、最近コロナの再流行により検査者が多くなり、出退勤、昼休み時間の行列待ちが長くなるところが発生している。

ソウル市は感染者急増による検査者の増加に積極的に対応するため、25自治区に保健所選別診療所内の医師、看護師、行政人材など、計180人の人員を配置することにした。また、猛暑に備えて携帯用クーリング物品と共に消毒剤、マスクなど、防疫消耗品を具備するための特別調整交付金を支援する予定である。

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