起亜の社屋(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】韓国完成車大手の起亜が22日発表した2022年4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比50.2%増の2兆2341億ウォン(約2350億円)だった。前期に記録した四半期の過去最高益(1兆6065億ウォン)を更新した。 半導体不足や原材料価格の上昇などで世界の自動車市場が全般的に低迷する中でも過去最高業績を収めた。利幅の大きい車の販売を増やす製品ミックスの改善に加え、ウォン安やインセンティブ(販売奨励金)の縮小が奏功した。 営業利益は、韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想(1兆9356億ウォン)を15.4%上回った。 売上高は前年同期比19.3%増の21兆8760億ウォンで、やはり四半期ベースで過去最高となった。従来の最高記録は前期の18兆3572億ウォンだった。売上高営業利益率は10.2%と、初めて2桁を達成した。 純利益も過去最高の1兆8810億ウォンとなった。前年同期比40.1%増加した。
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