韓国とイスラエルの若手科学者向けの交流プログラムが新設され、両国間の科学技術分野の協力が強化される。イスラエルを訪問している金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)が12日、エルサレムでイスラエルのガレブ・マジャドレ教育文化スポーツ相らと第6回科学技術共同委員会を開き合意した。
 両担当相は今回の会議で、1994年の科学技術協力協定締結後に政府間で進められていた科学技術協力事業を評価するとともに、協力関係を未来志向的に発展させるための多様な協力策について話し合った。また、両国の科学技術発展で中心的な役割を果たす若手科学者が各分野で相互訪問し、ネットワークを強化できるよう「若手科学者交流プログラム」を新設し、毎年10~15人ずつ交流を推進していくことで合意した。

 金副首相はこの席で、韓国とイスラエルの研究者が欧州連合研究開発プログラムにともに参加することを提案し、昨年7月に打ち上げた多目的実用衛星2号の高解像度カメラ開発のように両国が実質的な成果を得られる協力を進めるべきだと強調した。


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