韓国の新型コロナ新規感染者「2万6299人」…きょうから50代の4次接種開始

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は18日午前0時基準で2万6299人だった。日曜日基準では4月25日（3万4361人）以来12週間ぶりに最多を記録した。1週間前（11日）の1万2681人より1万3618人、2.07倍多い数値だ。毎週2倍ずつ新規感染者が増える「ダブリング」現象は4日から15日間続いている。

感染拡大はしばらく続くものとみられる。国家数理科学研究所は疾病管理庁が予想した9月よりも早い8月中旬に最大30万人に達する新規感染者が発生するとの研究結果を発表した。

きょうからはワクチン4次接種の対象が拡大され、50代、18歳以上の基礎疾患者、障害者・ホームレス生活施設の入所・従事者も4次接種を受けられる。

未感染者は3次接種後、最小4か月（120日）経過後から受けることができ、防疫当局は4次接種の時期に達した50代の接種対象者には案内メッセージを発送する予定だ。国外出国や入院・治療などの個人事由がある場合は3次接種後、3か月（90日）が経過した後にも4次接種が受けられる。

3次接種まで終え新型コロナウイルスに感染した人は感染日から3か月後に4次接種が可能だ。ただ、3次接種後、1か月（30日）が経たずにに感染した人が3か月の間隔で4次接種を受けると、従来の接種間隔（4か月）より早く接種を受けることになるため、こうした場合には感染日ではなく「3次接種日」から4か月後に4次接種を受けることを勧告している。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、4次接種が3次接種と比べ重症予防効果が50.6%、死亡予防効果が53.3%高いことが確認されたとし、再流行に備えたワクチン接種を積極勧告した。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は2万6299人と集計された。国内発生の感染者は2万5980人、海外流入の感染者は319人で、累積感染者は1878万8056人だ。

入院中の重症者は81人を記録した。死亡者は11人、累積死亡者は2万4753人（致命率0.13%）だ。

国内発生の感染者のうち60歳以上の高危険群は3004人（11.6%）で、18歳以下は8310人（32.0%）だ。

全国の重症者専門病床の稼働率は15.2%（217床使用中）を記録した。首都圏の重症者専門病床の稼働率は14.1%（152床使用中）と集計された。在宅治療者は22万504人、このうち集中管理群は8198人だ。