尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式に出席するため5月に訪韓した林芳正外相(左)と肘を合わせてあいさつする朴振(パク・ジン)外交部長官(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式に出席するため5月に訪韓した林芳正外相(左)と肘を合わせてあいさつする朴振(パク・ジン)外交部長官(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が18~20日にかけて、就任後初めて日本を訪問する。外交部が15日、発表した。 林芳正外相と会談し、韓日関係や朝鮮半島問題などについて議論するほか、銃撃されて死去した安倍晋三元首相への弔意も伝える予定だ。岸田文雄首相と面会する可能性もある。 朴氏の就任後、初の対面での韓日外相会談となる。5月に林氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式に出席するため訪韓して朴氏と会談したが、この時、朴氏は外交部長官候補だった。 韓国の外交部長官が日本との2国間会談のため訪日するのは2017年12月の康京和(カン・ギョンファ)氏以来。来週の日本での韓日外相会談は、悪化した韓日関係の改善に向けた転機を模索するためのイベントになる。 両国間の最重要懸案となっている強制徴用被害者への賠償問題について、どのような話し合いが行われるかに関心が集まる。 韓国大法院(最高裁)は2018年、日本企業に対し強制徴用被害者への賠償を命じる判決を言い渡した。だが日本企業は賠償の履行を拒んでおり、日本政府も韓国側が解決策を用意すべきと主張してきた。 韓国国内で日本企業の韓国内資産を強制的に売却(現金化)するための法的手続きが進み、早ければ今秋にも実現するとの見方が出るなか、朴氏は韓国政府が今月立ち上げた賠償問題を巡る官民協議会など問題解決に向けた努力について説明する可能性がある。
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