12日(現地時間)、デイリーメールなどによると、ケンタッキー州に住むRenee Parsonsさんは去る11日、自身のFacebookを通して「道で何も拾ってはいけない」とつづり、驚きの経験談を公開した。
それによると、当時Reneeさんはテネシー州・ナッシュビルのマクドナルドに入り床に落ちていた1ドル紙幣を発見した。誰かの落し物だと思った彼女は「もうけた」と何気なく紙幣を拾った。
ところが、帰宅しようと車に乗った瞬間、体に突然、異常反応を感じた。当時の状況についてReneeさんは数トンのレンガが自身を叩きつけるようだったと説明。Reneeさんは「肩から全身が沈むような気がした。その後は息もできなかった」と述べた。全身がまひする症状が続いたため、Reneeさんは夫に助けを求めた。
夫はすぐに病院へ向かい、その間に気絶したReneeさんは病院で薬物治療を受け、数時間後に目を覚ました。幸い体はすぐに元に戻ったという。
医療スタッフはReneeさんが薬物の過多服用に似た症状を見せたと診断。Reneeさんと彼女の夫は紙幣にフェンタニルが付いていたようだと主張し、警察も彼らの主張をもとに捜査に着手した。
フェンタニルはヘロインの100倍、モルヒネの最大200倍以上の強力な合成麻薬だ。2mg程度の少量でも人間が亡くなることがある悪魔の薬物とのことだ。
Reneeさんの事例のように実際に先月、テキサス州フェリー郡保安官室は道に落ちた紙幣から強い麻薬成分であるメタンフェタミンとフェンタニルの陽性反応が出たとして、むやみに金を拾わないよう警告していた。
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