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駐韓米大使が業務開始 韓国外相と面会=同盟強化に意欲
【ソウル聯合ニュース】10日に韓国に赴任した米国のゴールドバーグ新駐韓大使が12日午前、外交部に信任状の写しを提出し業務を公式に開始した。午後には同部の朴振(パク・ジン)長官と面会し、韓米同盟などについて意見交換した。 ゴールドバーグ氏は朴氏に「在任中、韓米同盟をさらに強化して両国間の戦略的グローバルパートナーシップが拡大することを期待する」と話した。 また、両国の関係がとても重要な時期とし、韓米同盟について、「これまで朝鮮半島だけでなく領域内の安全の礎石のような役割を担い、数十年にわたり領域内の平和を維持するのに寄与してきた」と評価した。 さらに両国が発展させようとしている「グローバル戦略的パートナーシップ」について、「共有する民主的価値や普遍的人権に対する献身、そして両国民の経済的安寧に土台を置いている」と強調した。 朴氏は豊富な経験と能力を備えたゴールドバーグ氏の赴任を歓迎するとしたうえで、北朝鮮核問題、供給網の再編など経済安保問題、感染症の世界的な大流行などの課題に共に対応することで韓米同盟はさらに堅固になるだろうと強調した。 また「人権尊重と自由、民主、法治などの普遍的価値を追求するのはわが政府の最優先国政目標」とし、「このような価値に基づいて韓米同盟は今後、グローバル包括的戦略同盟としてさらに発展していき、そのために(ゴールドバーグ氏が)中心的な役割を担うと確信する」と伝えた。 ゴールドバーグ氏が業務を開始したことにより、ハリス前大使が昨年1月のバイデン政権発足と同時に離任してから約1年半続いた駐韓米大使の不在状態が解消された。