盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は12日、「国際博覧会の麗水招致は、世界唯一の冷戦地帯として残る朝鮮半島と、北東アジアの平和と安定に実質的に寄与することになる」と述べ、博覧会国際事務局(BIE)加盟国に2012年博覧会の麗水招致支持を求めた。BIE加盟国に配布する博覧会麗水招致広報ニュースレターにメッセージを掲載したもの。博覧会を機に開発途上国の海洋関連問題解決を支援する「麗水プロジェクト」を施行することで、韓国は世界の共同繁栄に寄与していくとの考えも示した。
 盧大統領は、オリンピックとサッカー・ワールドカップの開催に成功した経験と力量があることをアピールし、「何よりも韓国の先端情報技術(IT)、最高の安全と秩序、国民の親切さが、参加者すべてに満足を伝えるはず」と強調した。また、すでに交通網の構築など大規模な訪問客を迎える準備を着実に進めていると紹介し、韓国政府は博覧会の成功に向け必要なあらゆる支援を惜しまないと約束した。

 最後に盧大統領は、「韓国民は(開催地決定の投票が行われる)11月26日を指折り数えて待っている。2012年国際博覧会開催地に麗水が選ばれることを、心を1つにして祈っている」と訴えた。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0