韓国・エクアドル、戦略的経済協力協定交渉を6年ぶりに再開へ

韓国とエクアドルの戦略的経済協力協定（SECA）交渉が6年ぶりに再開される。

　11日、産業通商資源部（日本の経済産業省に相当）によると、イ・ギョンシク産業部自由貿易協定（FTA）交渉官を首席代表とする韓国政府代表団は11～21日、ソウルおよびセジョン（世宗）でEdwin Vasquezエクアドル生産貿易投資漁業省交渉室長らエクアドル代表団と対面・オンラインで交渉を行う。

　両国の代表団は2015年8月25日にソウルでSECA交渉の開始を宣言し、2016年に1年間で5回の交渉を行っていたが、その後進捗はなく、6年ぶりに韓国で6度目の交渉を再開することになった。

　両国は今回の交渉で商品とサービス、投資、デジタル通商、政府調達、原産地、通関・貿易の円滑化、貿易技術の障壁（TBT）、協力など全分科において交渉を行う。また、分科別に交渉再開と推進を検討する方針だ。