中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は1万9323人と集計された。国内発生の感染者は1万9132人、海外流入の感染者は191人で、累積感染者は1847万1172人だ。
入院中の重症者は62人を記録した。死亡者は12人、累積死亡者は2万4605人(致命率0.13%)だ。
中央災難安全対策本部のイ・ギイル1総括調整官(保健福祉部第2次官)は8日、政府ソウル庁舎で開かれた対策本部会議で、「専門家らは再拡散の原因として、△BA.5変異ウイルスの拡散、△夏季の移動量の増加と室内感染、△免疫効果の低下を挙げている」と説明した。
イ調整官は、「まず免疫回避の特性を持つBA.5変異ウイルスの検出率が次第に高まっている」とし、「BA.5検出率は6月2週目には1.4%だった。6月5週目には28.2%にまで上昇した」と話した。また、「ドイツ・英国・フランスなどの欧州でもBA.5変異ウイルスの急拡散により新型コロナウイルスが再流行している」と付け加えた。
イ調整官は、「夏季の移動量の増加と密閉された室内空間でのエアコン使用による換気不足も感染拡散の原因と分析されている」とし、「ワクチン接種と今春のオミクロン株の流行により形成された免疫効果も時間の経過とともに次第に低下している」とも伝えた。
そして、「こうしたさまざまな原因が複合的に作用し再流行の兆しが表れている」とし、「国民すべてに警戒心が必要なとき」と強調した。
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